月とほっちゃん ― 2006年06月09日 22時25分12秒

蛍を見に行った。
うちの家族にとってはこの時期恒例の事である。
無謀な事に写真を撮ろうとしてみた。
当然の如く、悉く撃沈。
しょうがないので明るく出ていた月の写真を載せてみるのである。
蛍の灯りが2点程見えるのだが、分かるだろうか?
まあ、だからと言って、どうってことはないのだが。
うちの家族にとってはこの時期恒例の事である。
無謀な事に写真を撮ろうとしてみた。
当然の如く、悉く撃沈。
しょうがないので明るく出ていた月の写真を載せてみるのである。
蛍の灯りが2点程見えるのだが、分かるだろうか?
まあ、だからと言って、どうってことはないのだが。
虫籠ほっちゃん ― 2006年06月11日 22時24分31秒
後日、近所の「蛍見会」で旦那と娘が蛍を捕まえてきた。
虫籠に入れてきたので、灯りを消して鑑賞。

こんな虫籠。

こんなに沢山捕まえて来なくても良いのに…。

ほんのり。

ぴかーーり!
性懲りもなくまた訳の分からない動画を貼ってみる。
今回はデジカメの動画そのまま(MotionJPEG)なので、WindowsMediaPlayerでも再生可能なはず。
Macの方はQuickTimeで。
この前よりサイズが大きいのでご注意!!
今回は音が入ってます。
娘の雰囲気をぶちこわす一言入り!!
虫籠に入れてきたので、灯りを消して鑑賞。

こんな虫籠。

こんなに沢山捕まえて来なくても良いのに…。

ほんのり。

ぴかーーり!
性懲りもなくまた訳の分からない動画を貼ってみる。
今回はデジカメの動画そのまま(MotionJPEG)なので、WindowsMediaPlayerでも再生可能なはず。
Macの方はQuickTimeで。
この前よりサイズが大きいのでご注意!!
今回は音が入ってます。
娘の雰囲気をぶちこわす一言入り!!
撃退法 ― 2006年06月11日 23時04分47秒

「大丈夫なのか?本当に」
修二は不安そうに雅人の顔を見つめている。向かいに座る雅人は半ばあきれ顔だ。
「ああ。そもそも今まで何してたんだ」
「やったさ!思いつく限りの事を…お前はあいつの恐ろしさが分かってないんだ」
「警察は?」
「え?」
「ストーカー規制法、知ってんだろ」
修二は突然口ごもった。
「…逆に訴えられそうになって…」
「なんで」
「レイプ、されたって」
「したのか?」
「ししししてない!」
修二は懸命に否定した後困ったように下を向いた。
「してないって…その、無理矢理、は」
雅人は上を向いてため息をついた。
「じゃあ文句言うな」
「いい痛い痛いお前ちょっとは手加減しろって」
その時、けたたましくチャイムが鳴った。いつも通りの時間だ。
「修二くーん♪」
キンキン響く耳障りな声がドアの向こうから響いている。
「いい加減運命を受け入れなさーい♪あなたと私は前世で結ばれた仲なの♪修二くんと私は離れられないのぉ、ねっ♪」
ドアを開けた雅人は全身フリルに覆われたツインテールの小太り女を見て修二の趣味の広さに苦笑した後、わざと下卑た笑いを口の端に浮かべた。
「お嬢ちゃん、恋人?」
女は上目遣いで怯えたように戸口で固まっている。
「実はあの男、かなり借金があってねぇ」
雅人がすっと体を引くと、部屋の奥で後ろ手に縛られ足首も縛られ床に転がされている修二が女の目に入った。
「不況のせいでマグロ漁船のクチも無くてね、その筋のお方に尻でも提供するか、さくっと臓器でも頂くか」
女の顔がさっと青ざめた。芝居だと承知しているはずの修二まで何故か青ざめた。
「なんなら肩代わりするかい?お前みたいなのでもソープに売れば」
なめるように覗き込む雅人の視線を避けるように、女が二三歩後ずさりをした。そのまま勢いよく壁まで後ずさった後、女は突然大声で叫び始めた。
「あの、修二くーん♪運命の人だと思ったんだけどぉ、やっぱり私の見間違いだと思うのぉ♪だから……もう私に近づかないでーっ!!!」
すごい勢いで遠ざかる足音を修二は呆然と聞いた。
「な?」
雅人がドアを閉めて振り向いた。
「ああいうのはな、お前が好きなんじゃなくてお前が好きな自分がかわいいんだ。自分に危害が及びそうになったらこうだ」
「…なんか、複雑」
修二はちょっと悔しそうな表情で口を尖らせた。雅人が意地悪そうな顔で苦笑した後ろでもう一度チャイムが鳴った。
「戻ってきた?」
「…馬鹿な」
せわしなく二回鳴った後、ガンガンとドアが荒っぽく叩かれた。
「あの、警察ですけどー。三原さーん、大丈夫ですかー?借金取りに拉致されていると通報がありましてー、大丈夫ですかー?ドア開けてくださーい!!」
すがるような目で修二が振り向いた時にはもう雅人の姿は何処にも無く、開け放された窓のカーテンが揺れていた。
「って、俺縛られたままだし!なんて説明するんだよ!ってか動けないし!……どうするんだよっ!!おーいっ!!!」
修二は不安そうに雅人の顔を見つめている。向かいに座る雅人は半ばあきれ顔だ。
「ああ。そもそも今まで何してたんだ」
「やったさ!思いつく限りの事を…お前はあいつの恐ろしさが分かってないんだ」
「警察は?」
「え?」
「ストーカー規制法、知ってんだろ」
修二は突然口ごもった。
「…逆に訴えられそうになって…」
「なんで」
「レイプ、されたって」
「したのか?」
「ししししてない!」
修二は懸命に否定した後困ったように下を向いた。
「してないって…その、無理矢理、は」
雅人は上を向いてため息をついた。
「じゃあ文句言うな」
「いい痛い痛いお前ちょっとは手加減しろって」
その時、けたたましくチャイムが鳴った。いつも通りの時間だ。
「修二くーん♪」
キンキン響く耳障りな声がドアの向こうから響いている。
「いい加減運命を受け入れなさーい♪あなたと私は前世で結ばれた仲なの♪修二くんと私は離れられないのぉ、ねっ♪」
ドアを開けた雅人は全身フリルに覆われたツインテールの小太り女を見て修二の趣味の広さに苦笑した後、わざと下卑た笑いを口の端に浮かべた。
「お嬢ちゃん、恋人?」
女は上目遣いで怯えたように戸口で固まっている。
「実はあの男、かなり借金があってねぇ」
雅人がすっと体を引くと、部屋の奥で後ろ手に縛られ足首も縛られ床に転がされている修二が女の目に入った。
「不況のせいでマグロ漁船のクチも無くてね、その筋のお方に尻でも提供するか、さくっと臓器でも頂くか」
女の顔がさっと青ざめた。芝居だと承知しているはずの修二まで何故か青ざめた。
「なんなら肩代わりするかい?お前みたいなのでもソープに売れば」
なめるように覗き込む雅人の視線を避けるように、女が二三歩後ずさりをした。そのまま勢いよく壁まで後ずさった後、女は突然大声で叫び始めた。
「あの、修二くーん♪運命の人だと思ったんだけどぉ、やっぱり私の見間違いだと思うのぉ♪だから……もう私に近づかないでーっ!!!」
すごい勢いで遠ざかる足音を修二は呆然と聞いた。
「な?」
雅人がドアを閉めて振り向いた。
「ああいうのはな、お前が好きなんじゃなくてお前が好きな自分がかわいいんだ。自分に危害が及びそうになったらこうだ」
「…なんか、複雑」
修二はちょっと悔しそうな表情で口を尖らせた。雅人が意地悪そうな顔で苦笑した後ろでもう一度チャイムが鳴った。
「戻ってきた?」
「…馬鹿な」
せわしなく二回鳴った後、ガンガンとドアが荒っぽく叩かれた。
「あの、警察ですけどー。三原さーん、大丈夫ですかー?借金取りに拉致されていると通報がありましてー、大丈夫ですかー?ドア開けてくださーい!!」
すがるような目で修二が振り向いた時にはもう雅人の姿は何処にも無く、開け放された窓のカーテンが揺れていた。
「って、俺縛られたままだし!なんて説明するんだよ!ってか動けないし!……どうするんだよっ!!おーいっ!!!」
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