留守のお知らせ2007年05月02日 22時00分04秒

<写真は内容と関係ありません>

ってなことで、5/3から5/6の間、家族サービス(&その疲れ)の為、留守させて頂きます。
え、いつも留守みたいなもんだろう?
その通りですが、ま、細かい事は気にせず。

雨のキャンプ場2007年05月09日 11時44分08秒


5月3日から5日まで、2泊3日でキャンプに行ってきた。
ながさき県民の森



常設テントはどーんと大きく親子三人なら余裕の広さ。少し高くなった板張りの床の上にテントが立っていて、これなら雨が降っても安心。しかもテントの床には若干綿の入ったマットが既に敷かれていて、寝袋さえあれば大丈夫な雰囲気。
何よりこのテントで便利だったのは、外側のテントに比べて内側のテントが小さく(と言っても十分に広い)、入口に玄関のような板張りのスペースがあること。これは非常に役に立った。



森と名がつくだけあって、木の匂いがする。シャクナゲも咲いている。
ちゃんと晴れていたのだ。初日は。



ここには小さな天文台がある。
小さな小さな天文台の丸く薄暗い部屋で、望遠鏡に子供が列を作る。覗くとそこに貼り付いているような小さな土星が見えた。
「土星は水に浮く」のだそうだ。コルクくらいの比重なのだとか。

そして翌朝。



ぱらぱらぱらぱら。傘を叩く雨のような音で目覚める。
雨。
さて困った。困った所で一応、



ごはんを炊いてみる。
荷物をとりあえず「テントの中の板張りスペース」に入れておいたおかげで雨に濡れることも無く、朝ごはんも作ることが出来た。キャンプにカセットコンロは邪道かと思いつつ、ここに来て非常に役に立った。





出かけてはみたが、笑っちゃうくらいの霧。
何も見えない。



午後になってなんとか雨が上がってきたので、ひとりでカメラをぶら下げて散歩に行った。
吊り橋が近いらしい。





吊り橋への道はキャンプ場付近と違って、針葉樹の森。
朝もやのように見えるが、昼過ぎ。



雨のせいか、道に蟹(多分サワガニ)がわらわら。
はい、ポーズ(威嚇の)。



そして吊り橋に到着。
新しいし、しっかり作られているように見えるが、この橋は非常に揺れるのだった。
じっとしていてもぐらんぐらん揺れる。風が強かったのかもしれない。



高所恐怖症でない私でも下を覗き込む時はきゅっと身体が緊張した。



晩ごはんを食べ、シャワーを浴び、片付けを済ませ、さあUNOでもしようという時になって、突然の雷雨。
とことん雨には降られているが、比較的タイミングよく降られている。アンラッキーの中の少しのラッキー。



雨のせいか、こんな客もやって来た。
ウシガエル。うちのサイトの横辺りで夜じゅうじっとしていたらしい(旦那談)

今回のキャンプでのメニューは以下の通り。
初日夜:バーベキュー(定番)、刺身、豚汁
2日目朝:ごはん、豚汁の残り、ウインナー
2日目昼:ホットサンド
2日目夜:カレーライス(超定番)
3日目朝:昨日のごはんで握っておいたおにぎり、インスタント味噌汁、スパム

却ってのんびりしてしまった感じすらする、凝った事なーんにもしない、らくちんキャンプだった。
どうだったかい? 娘よ。こんなのでも気に入ったなら夏の海水浴もキャンプね。

えこえこ・さいくるず2007年05月10日 23時16分46秒

今回のキャンプで、食器は基本的に紙皿・割り箸等使い捨てのものを持って行った。トイレットペーパー、キッチンペーパーなんかもフル活用したので、結果的に多少の紙や木を無為に消費している。
お前の楽しみの為に、何本の木が無駄に切られたと思っとるんじゃコルァ。
御説、御尤も。

私は昔から
「結局人間が多すぎるんであって、人間が死に絶える事が一番地球にやさしいんじゃないの? ふん」
「究極のエコロジーって戦争じゃないの? ふん」
とかすぐに言ってしまう駄目人間なので、とてもエコロジーを語る資格は無い。
でも、今回は無謀にも語ってみる。すこぉしだけ。

今回のキャンプ場は山の頂上だった。
来る途中でペットボトルのお茶を買っていこうと思っていたのだが、見事に忘れた。が、結果的にその必要はなかった。
蛇口から出る水の冷たくて美味しい事! そういう環境なら、まず気を使う事は一つ。

下水を、何処まで綺麗に出来るか。

このキャンプ場は比較的新しい施設だから、何らかの排水を処理する施設は備わっていると思う。トイレも水洗だった。台所用洗剤も常備されていた。
それでも、流す水が綺麗なのに越した事は無い。
今回はその為に「紙」がフル活用された。紙皿はそのまま捨てる。食べ残しや皿に残ったタレは紙にしみ込ませて捨てる。鍋やフライパンはとことん紙で拭いてからさっと洗う。紙は無駄。しかし流す水は圧倒的に少なく排水も比較的綺麗なままで済む。
綺麗な山の水を汚しちゃいけない。例え多少の紙が無駄になり、ゴミが増えたとしても。

何が環境にやさしいのか、
そもそもそれは個人で判断できる事なのか、私には未だによくわからない。
ゴミを減らせばやさしいか。それはゴミ処理場の性能に依存するかもしれない。
下水を綺麗にすればやさしいか。それは下水処理施設の性能に依存するかもしれない。
状況に応じて、個々で判断していくしかないのかもしれない。
結局の所、優先順位なのか?
地球にやさしいって、なんだろう。


で、エコがうんたらではなく単にぺらぺらの紙皿が使いにくかったので、次回は食器を用意しようかなと思っているのだった(^_^;